見やすいデザインのコツとは

色にメリハリをつけるコツ

色は、明度・彩度・色相という「色の三要素」で決まっています。
その中でデザインをするうえで最も重要になってくるのが、「色相」です。色相とは、赤っぽいとか、青っぽいといった色の種類を表す言葉です。なぜそれが最も重要かというと、色相には、隣にしたときに「合う」ものと「合わない」もの、すなわち隣にしてきれいに見える色とそうでない色があるからです。
しかし、そんなことを言われても分からない、という方もいらっしゃるでしょう。そこで、どんな色どうしを並べてもきれいに見せるコツをご紹介します。
それはズバリ「色と色の間に白か黒の線を入れる」ことです。
白と黒、そしてその中間である灰色は、色相を持ちません。そのため、どんな色と隣り合ってもきれいに見えるのです。
「カラフルにしたはいいけど、どうも見づらくて困っている」という方は、ぜひこの方法をお試しください。

テーマを目立たせるコツ

あるデザインの中で、最も重要な部分のことをテーマといいます。デザインをするとき、張り切って様々な趣向を凝らしたため、何がテーマなのか分からなくなってしまった、あるいはテーマが目立ちすぎて背景から浮いてしまった、というのはよくあることです。
それらを避けるための簡単なコツをご紹介します。
それは「重要度の高いものほど、暖色系の明るい色を、重要度の低いものほど、寒色系の暗い色を使う」ことです。暖色とは赤やオレンジ、黄色など、人の注意を引く派手な色のことで、寒色とは、青など派手でない色のことです。その中間が緑などの中間色です。
そして、ここで最も重要なのは「重要度の高いものほど」という部分です。人は色と色とを比較して、その部分がまわりと比べてどのくらいの重要度を持っているのかを判断し、順位付けを行います。。
つまり、まわりがおとなしめの色であれば、緑や青などけして派手ではない色も、十分人の注意を引くのです。
「まわりの色との対比でその色の重要度は決まる」ということを意識すれば、凝ったデザインの中でも、テーマを目立たせることができます。