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CSSは制作だけでなく、運用面にも影響する

素敵なホームページを作るために欠かせないCSSですが、実際はそれ以外にも大切な役割を持っています。その一つが、運用時のメンテナンス性を高めるというものです。
CSSを用いない場合、全てのスタイルの書式をhtmlに記述しなくてはなりません。こうなるとちょっとした修正を行う場合でも、全てのページを一から書き直さなくてはならず大変な手間暇がかかる上、一つでも見落としがあれば適切に表示されないといった問題を招きます。一方、CSSであればヘッダー部分に独立させたCSSファイルを参照するように指定するだけという、一元管理が可能なので手間がかからないのです。最初は完璧なデザインと思っていても、様々なソフトウェアのバージョンアップなどで不具合が起きることもあり、そういったメンテナンス性の高さ、円滑な処理ができるということは、決して疎かにできない要素です。

いつか引き継ぐということを考えて

CSSを制作した直後は、満足のいくデザインを実現した時ですので、当然ながら次のデザインをどうしようかと考える人は滅多にいないことでしょう。しかし一年、二年と時が経つにつれて、色々な技術が進歩していき、またユーザーの年齢層も変化していきますので、必ずデザインの改修をしなければなりません。これがうちのデザインだ!と熱意があっても、例えば脆弱性が発見される、古くなったために互換性が失われてしまう、といった事象は防ぎようがないのです。
こんな時、次のデザインも同一の人物が対処できれば良いのですが現実問題としてなかなか簡単にはいきません。そんな時に可読性の低いものであると、新たなデザインを起こそうと思った時に対応に苦慮します。情報量を圧縮するためにスペースなどを削除することもありますが、必ずコピーを残しておき、CSSのメンテナンス性を失わないように心がけましょう。なお、自分の運営しているサイトなのだから自分で改修するし、と思っていても自分自身の書いたCSSの複雑さに泣かされるケースもありますので、作成時のルールとして意識することが大切です。